2018.10.31ポンプマンマガジンついに量産体制に突入!PUMPMANオリジナルポンピングチューブが完成!
コンクリートポンプ車を専門に中古車の買い取り、販売、欲しいユーザーとのマッチング、備品の販売を手がけるポンプマン株式会社です。
以前から皆さんにご案内してきた
小澤総業監修、”PUMNPMANオリジナル”スクイーズ式ポンピングチューブ
その名も「BLACK TUBE」ですが、ついに公開耐久テストを実施し、無事に目標を達成いたしました!
10月14日。福井県にある有限会社川端工業様のご協力のもと、敷地をおかして公開テストは行われました。
実際にコンクリートポンプ車に生コンを投入し、24時間継続で運転させ、ブラックチューブが破損するまで稼働し続けるという実証実験です。
実験の様子。
コンクリートポンプ業界の皆さまの、多大なる期待を背負い挑みました。
結果…、目標であった生コン4000立米を大きく上回る「5000立米」の圧送を達成することができました!
一重にご協力いただき、応援してくださった皆さまのおかげです。
従業員一同心より感謝申し上げます。
本来であればチューブが破損するまで消耗し切るまで続けたかった実験ですが、7日間という時間の都合上、5000立米でテストは終了しました。
業界最大手メーカー様からも視察にお越しくださり、最終日、チューブを外すところまでご覧いただきました。
細かく細部までチェックしていただき、「全く問題なし」と、お言葉をいただいたのです。
BLACK TUBEは私たちの希望の結晶。
コンクリート打設業界では、これまでずっと大きな課題を抱えていました。
スクイーズ式コンクリートポンプ車において、心臓部とも言える「ポンピングチューブ」の価格高騰。
一定の使用量を越えれば必ず交換が必要な消耗品でもあるこのポンピングチューブは、日本国内での販売元はたったの一社のみでした。
10数年前には1本6万円程度だった価格は上昇の一歩をたどり、今では12万円と2倍に。
必要不可欠な最重要パーツであるポンピングチューブの仕入れが、経営を圧迫していたのです。
BLACK TUBEの特徴
ブラックチューブの大きな特徴はその高い品質にあります。
ポンピングチューブには、車のタイヤと同様に、ゴムの中に細いワイヤーが内蔵されています。
そのワイヤーコードを独自の特殊技術により大幅に改良。
通常の網目にさらに螺旋状にワイヤーを巻き付けることで、ゴム内のワイヤーの角度、間隔を一定にすることに成功したのです。ワイヤーが均等に内蔵されていることで、加硫後の表面の凹凸がほとんどありません。生コン圧送時にチューブが均等に押圧されます。
ポンピングチューブは誰もが慎重になるパーツ
コンクリートの打設では、このチューブが破裂する前にかならず交換が必要です。
万が一取り替える前に破損するようなことがあっては、コンクリートポンプ車自体が大きな損害を受けることになります。
生コンが固まってしまってはもう送り出すことはできず、車は使えなくなり、現場はストップ。
会社の信用にも関わる重大な問題です。
だからこそ、この業界で働く誰もが慎重になる部品なのです。
「安心して使えて、より手に入りやすい価格で購入できるポンピングチューブが欲しい」
その想いから開発に挑んだこのオリジナル製品「BLACK TUBE」が、ついに量産体制に入ります。年内の販売開始を目標に準備を進めています!
私たちの希望の結晶「BLACK TUBE」の最新情報は随時アップしていきますので、皆さまお見逃しなく。