処理に困る残コン、どうしてますか?解決の一手は改質剤にあった!

2021.11.09ポンプマンマガジン処理に困る残コン、どうしてますか?解決の一手は改質剤にあった!

こんにちは! 小澤総業グループのポンプマン株式会社です。
コンクリートポンプ車を専門に、中古車の高価買い取り・整備・販売を手がけています。

近年、各種建設現場で発生する「残コン」の処理問題に頭を悩ませている建設の元請け会社やコンクリート打設業者が増えていますね。
残コンとは、建設現場で余ったコンクリートのことで、使われずに処分されてしまう「戻りコン」は、処分のための費用をかけて再生されずに廃棄されているケースがほとんどです。

そんな社会問題にもなっている「残コン」について、削減への取り組みや画期的な解決策「改質剤」について、詳しく解説していきます。

残コンにまつわるさまざまな問題

残コン問題に関しては、近年さまざまな議論がなされており、社会問題化している現状があります。
ポンプマンでも、これまで残コンについて、問題提起を発信してきました。

現在、残コンについては大きく以下のような問題が取り沙汰されています。
それぞれの問題について、説明していきましょう。

環境に関する問題

残コンは、地球規模で環境を脅かしています。
残コンの発生要因の主なものに、モルタル0.5立米(先行モルタル)という商習慣が挙げられます。

コンクリート打設の際に用いられる圧送車は、生コンを直接、配管へ通そうとすると配管内で閉塞してしまうため、ほとんどの現場で「1:3モルタル」という砂利のないセメント・砂・水だけの生コンを利用しています。

この先行モルタル(モルタル0.5立米)は型枠の中に打設できないため、その容積はすべて「残コン」として圧送業者、あるいは生コン工場に押し付けられることになります。

ひとつの現場で発生する残コンは0.5立米(1t程度)ほどですが、その量を全国単位で見ると、なんと1日に2,500立米という量が発生していると考えられています。

これだけの量の残コンが、産業廃棄物として破棄されているわけで、知らずに地球を蝕んでいるのです。

処理費用に関する問題

もってのほかではありますが、残コンを建設現場から押し付けられた圧送業者、生コン工場の中には、不法投棄を行う業者も少なからず存在します。

これは、残コンの処理に少なくとも年間100万円、場合によっては数千万円単位の費用がかかることが原因となっています。
この処分費用を削減するために、建設現場の元請けは残コンを圧送業者や生コン業者に持ち帰らせる「戻りコン」の問題が発生しているのです。

ただし、これは違法行為です。

生コンは建設現場に持ち込まれた時点で、所有権が元請けに移ります。
つまり、残コンは元請けの所有物であり、これを圧送業者や生コン業者に持ち帰らせることは「産業廃棄物」を運ばせることになるのです。

産業廃棄物を持ち帰るためには、「産業廃棄物運搬許可」がないと行うことができません。
そのため、元請けが圧送業者や生コン業者に残コンを持ち帰らせるという違法行為をさせていることにつながっているのです。

残コンを出さないためにはどうすればいいのか

建設現場の施工計画は、正確な数量を出して、打ち込み能力と供給能力のバランスを検討してから生コンの製造、運搬計画を立てています。
その計画の中で、残コンが発生しにくい打設順序なども検討されていますが、実際の工事は計画通りに進むということはまれです。

たとえば生コンの品質が変動したり、交通状況の要因で運搬に遅れが生じたりといった要因から、コンクリートポンプの閉塞や損傷、型枠の不良などによって起こる打設作業の遅延といった、あらゆるトラブルが起こるのが建設現場です。

これにより、どうしても生じてしまう残コンというのは避けられないものです。
こうした不可避のトラブルを予測して、残コンの発生を最小限に留めるために、綿密な施工計画を立て、適切な生コン管理を行うことが重要となります。

ただ、どうしても発生してしまう残コンに対して、ただ破棄するだけでは問題解決にはなりません。
そこで生まれたのが、画期的な改質剤「残コンキラー」なのです。

画期的な改質剤「残コンキラー」とは?

「残コンキラー」とは、コンクリート圧送後にポンプ車に残った生コン(残コン)を現場内でリサイクル処理するための残コン改質剤です。

A剤(ポリマー系結合剤)とB剤(急結剤)のセットで、水を使わず処理でき、残コンが砂粒状になるため、持ち帰りも容易になります。
もちろん、ポンプ車の中で残コンが固まって取れないといった心配もありません。
使い方も簡単で、現場での複雑な作業や手間を必要としません。

なお、排出した物質は再生骨材として再利用が可能となり、環境問題にも配慮した画期的な改質剤が「残コンキラー」なのです。

残コン問題にお悩みの元請け、圧送業者のかたはポンプマンにご相談ください!

建設現場の元請け、圧送業者の皆さん、残コン問題に頭を悩ませているなら、まずはポンプマンにご相談ください!
弊社では、残コン問題に真正面から取り組み、課題解決のために画期的な改質剤「残コンキラー」を取り扱っています。
残コン、戻りコンを解決するための糸口として、ぜひポンプマンと一緒に改善策を考えてみませんか!

なお、ポンプマンのグループ会社・小澤総業では、残コンの持ち帰りサービスをご提供しています。
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